2023年6月11日放送の「ポツンと一軒家」は福井県。
こちらでは、福井県三方上中郡若狭町河内(みかたかみなかぐん わかさちょう こうち)の山奥にある「ポツンと一軒家」の主・松岡さんは、どんな所でどんな暮らしをしているのか?
ダム湖畔のホテル❝リフレステやまびこ❞とは?
など、お届けします。
ポツンと一軒家、埼玉県小鹿野町で花木栽培している元駅伝ランナーの千島さんとは?(2023/6/4放送)
「ポツンと一軒家」、6月11日の放送は?
2023年6月11日放送の『ポツンと一軒家』の放送時間は、19時58分から。
MC:所ジョージ
パネラー:林修
ゲスト:賀来千香子・タカシ(超特急)
ナレーション:緒方賢一・小山茉美
賀来千香子は
「母親がこの番組を大好きで!」
とゲスト出演を大喜び。
「私も頑張らないといけないなと思わされたり、自給自足で生活できるって素晴らしいなと思ったりしています。」
と語る。
超特許・タカシは
「僕、一人で過ごす時間が好きで得意なんですよ(笑)。だから、一軒家でポツンと暮らしていらっしゃる方には憧れますね」
とVTRを楽しみにしているようだった。
スポンサーリンク
福井県にあるポツンと一軒家とは?
今回、ポツンと一軒家を発見したのは、福井県の西端部。
福井県の若狭湾と滋賀県の琵琶湖の間に位置する深い山の中。
よる🌠7時58分
「#ポツンと一軒家」🏠福井県にある深い山の奥で発見⛰
先代からはじめた川魚の養殖業🐟と
現在のホテル業🏨を受け継ぎ
歴史と地元を繋ぐ男性✨の、
思いがけない人生ストーリー🤍ゲスト🎙の#タカシ(#超特急)はしみじみ#賀来千香子 は大きな感銘を受け
スタジオは温かな感動に☺ pic.twitter.com/0THLNsJaJR— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) June 11, 2023
細長く切り拓かれた土地を横切るように川が流れており、その川を挟んで2つの建物が確認できる。
タカシは
「建物が2つ3つあるので…1つは鶏小屋にも見えなくはないですよね。」
賀来千香子は
「牛を飼育していて、餌になる牧草を育てていらっしゃるとか?」
と想像。
所ジョージは、
「川があるんだから、養殖をしてるかもしんないね。で、川に養殖の魚を逃がして釣り人が来るみたいな・・・」
と予想。
そして、林修が、
「山があって川があるから、むかし林業をやっていて、食えなくなったから・・・」
というと、所ジョージが、
「林業やりながら、炭焼きをやっていたとか・・・」
と1枚の衛星写真から話題は盛り上がりをみせた。
のどかな畑の景色が広がる最寄りの集落へと向かう捜索隊。
集落に入ってまもなく発見した住人の女性に声をかけると、地元に詳しいという隣の男性を紹介してもらえることに。
すると、「ダム湖沿いの道をずーっと行けば(目指す一軒家の)近くまでいけますよ」と教えてくれた。
男性によると、ダムの上流に位置するポツンと一軒家のようだが、住んでいる方の情報まではわからないよう。
しかし、「ダム湖沿いにあるホテルまで行けば、詳しいことがわかるかもしれないです」とホテルまでの道のりは丁寧に教えてくれた。
ダム湖へと抜ける道は伝統的建造物群保存地区に指定されている旧道を越えていく。
かつて宿場町として栄えた趣のある古い町並みに、しばし捜索を忘れてその景観に目を奪われる捜索隊。
旧道を抜け、ダム湖沿いの道へ入るとやがて湖畔に建つホテルが見えてきた。
近くに集落はないため、捜索隊はホテルで聞き込みをすることに。
すると、まさかの思いがけない展開に…!
実は、ホテルで話を伺ったのは、ホテルのオーナーで、ポツンと一軒家の所有者だという男性、松岡喜一さん(78歳)。
「まさかご本人に出会えるとは!!」と驚く捜索隊を、松岡さんはダム湖上流にあるポツンと一軒家まで案内してくれた。
ホテルからダム湖の上流へと山道を抜けた先にあったのは、衛星写真と同じ配置の川沿いに佇む建物だった。
そして、川沿いにある養殖池では、今でもイワナ、ヤマメ、ニジマスなどが養殖されていた。
松岡家の家業は林業。
山を生かすということで、喜一さんのお父さんが川魚の養殖を始めた。
釣り人は朝が早いため、お父さんが養殖場に常駐していたそう。
松岡家があったのは、ダムの底に沈んでしまった35軒ほどの家がある集落。
喜一さんはその家の5人兄妹の長男として生まれ、子供の頃から山奥の養殖場へ通っていた。
地元の高校を卒業すると、家業を継ぐために栃木県の水産研究所で1年間養殖を学び、再びふるさとに戻って父親と一緒に本格的に養殖の仕事を始めたそう。
さらに泊りで来る釣り客のために、集落にあった自宅のそばに旅館を建てて営業を始めたという。
しかし、ダムができることになり、平成9年に建設中のダム近くの高台にホテル兼住宅を建てて一家で移り住んだ。
「リフレステやまびこ」として再出発した一方、山奥の養魚場は釣り客がほとんどいなくなり、今はホテルの料理用に養殖。
他にも、ホテルの料理で使うクレソンやワサビも栽培しているという。
今も昔も山奥の養魚場は、松岡家にとって必要な場所であることにかわりはない。
衛星写真で見つけた養殖場から3キロ川を下ったところにあるのが、長い歳月をかけ5年前に完成した河内川ダム。
そのダム湖のほとりに松岡家が26年前に建てたホテル兼住居がある。
ダムを見下す好立地、中央に5階建ての客室棟が建ち、ホテルの玄関の左側が住まいとなっていて、今は喜一さんと長女のゆみえさん夫婦の3人で暮らしているそう。
喜一さんは昭和44年、25歳の時に結婚。
3人の娘を授かり、夫婦二人三脚でホテルを切り盛りしてきたが、最愛の妻が8年前にこの世を去り、今は喜一さんの体調を心配して去年横浜から帰って来た長女と町で暮らしている次女にホテル経営を手伝ってもらっている。
最近、養魚場にアブラギリの木が40年ぶりに山に生え始めたため、その木で炭を焼いてかつての伝統を蘇らせたいという喜一さん。
アブラギリは、種子から油を採るのだが、幹は焼いて炭にして、漆器の上塗りの研ぎなどに使用される。
炭の粒子が柔らかく、漆器の表面を傷つけずに研ぐことができるため、漆器づくりに欠かせない貴重な炭で、昔は若狭地方の産業だったそう。
しかし、今は近くでやっている人は一軒だけ。
喜一さんは、これを復活させたくて、養魚場に炭窯を自分で作っていた。
生まれ育った家がダムに沈んでも養魚場を手放して故郷を離れることはできなかった喜一さん。
この山にかつての釣り人たちの賑わいは戻らないかもしれないが、清らかに流れる川の水は昔のまま。
喜一さんは子供の頃から通い続ける山奥の養魚場に終の棲家を建てて、のんびり暮らしたいと話していた。
地元への深い愛情、そして不思議な縁が繋いだこの地に連綿と続く伝統を受け継ぐ男性の姿に、スタジオは温かな感動に包まれた。
スタジオではタカシが
「男性おひとりのお話から、こんなにも深いストーリーが出てくるなんて…」
としみじみ。
賀来千香子は
「ドラマがありますね…ホテルに行きたくなります。」
と大きな感銘を受けたようだった。
スポンサーリンク
福井県のポツンと一軒家はどこにある?
2023年6月11日放送のポツンと一軒家は、福井県三方上中郡若狭町河内(みかたかみなかぐん わかさちょう こうち)にあるようです。
ダムの上流にあるとのことですが、
地図の右上にダムがあり、上流は地図の下のほうです。
ダムは?
ポツンと一軒家近くのダムは、河内川ダム。
国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている、鯖街道沿いの宿場町「熊川宿」から、クルマで5分くらいのところにあるダム。
熊川宿内に流れる「前川」は、平成名水百選にも選ばれている清流で、河内川ダムから放流された水が流れています。
ちなみに、
「熊川宿」とは、若狭国(わかさのくに)と京都との交易の拠点として発展した宿場町。
※若狭国(わかさのくに)は、敦賀市を除いた福井県南部の辺りのこと。
ホテルは?
河内川ダムの湖畔にあるポツンと一軒家の主がオーナーをしているというホテルは、「リフレステやまびこ」。
「リフレステやまびこ」は、美肌効果や若返りの効果があると言われるトリウム温泉、地元特産の山海の料理が楽しめる宿。
1階に大浴場、お食事処。
2階から4階が客室で、和室と洋室合わせて9部屋。
すべての部屋がダムに面していて、窓の向こうには、緑のパノラマに抱かれ豊かな水をたたえる湖面が広がっていて、ダムマニアには最高の立地。
トリウム?って、思いましたが、トロン温泉のことのようです
スポンサーリンク
『ポツンと一軒家』見逃し放送は?
『ポツンと一軒家』は、放送終了から1週間は“Tver”で視聴することができます。
「Amazonプライムビデオ」、「Amazonプライムビデオ(ABCオンデマンド)」では、
過去の放送分をまとめて視聴することができます。
※本ページの情報は記事更新時点のものです。
最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。
スポンサーリンク