2018年7月9日スタートした
絶対零度シーズン3のサブタイトルは、
「未然犯罪潜入捜査」。
犯罪を未然に防ぐために
潜入捜査をするチームの活躍が描かれるドラマです。
今回は、
ドラマに登場した
未然犯罪防止システム
通称「ミハンシステム」が実在するのか
気になったので、調べてみました。
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ミハンシステム(未然犯罪防止システム)とは?
ドラマ『絶対零度』でいうところの
ミハンシステム(未然犯罪防止システム)とは、
日本国民のあらゆる個人情報、日本全国の監視カメラの映像、メールや電話の通信データ、などが集約されたビッグデータを解析し、過去15年分のさまざまな犯罪データと照らし合わせ、AIが統計学的に、これから起こる重大犯罪、主に“殺人”を犯す可能性の高い危険人物として割り出す“未然犯罪捜査システム”
(出典:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido)
国民の経歴、職業だけでなく
金融機関の出入金記録、通信履歴、 位置情報、ライフスタイルなど ありとあらゆる情報が収集されているって ちょっと怖いな~
実際、 マイナンバーや Nシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)、 GPS(衛星利用測位システム)、 街中にある防犯カメラなどで データ収集されちゃってるんですよね・・・ |
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ミハンシステム(未然犯罪防止システム)は実在するの?
アメリカ、ロシア、イギリス、中国など
すでに世界の主要国で
独自の犯罪予測システムが導入されつつあり、
日本でも数年後の実用化を目指していると、
ドラマ内では言っていましたが、
ミハンシステム(未然犯罪防止システム)は
実在するのでしょうか?
AIを活用した「犯罪予測・治安対策」最前線(2018.03.01/AI Lab 編集部)によると、
アメリカのニューヨーク市警やシカゴ市警察では、
すでに犯罪予測システム「Hunchlab」が導入されていて、
2017年8月、シカゴ市警察がサウスサイド地区では
犯罪予測システムを導入したことにより、
「凶悪事件が激減した」という成果を発表したとのこと。
そして、
日本では2018年1月、
神奈川県警が人工知能(AI)を使って
事件・事故の発生を予測する新システムの導入を検討していると
全国紙が報じたということも・・・
神奈川県警が人工知能(AI)を使った取り締まりの新システム導入を検討していることが28日、県関係者への取材で分かった。犯罪や事故の発生を予測するなどして、捜査や未然防止に生かす。2020年の東京五輪・パラリンピック開幕までの試験運用を目指し、県の18年度予算案に調査費を計上する。実現すれば、全国の警察で初の試みになるという。
県関係者によると、連続発生した事件の容疑者が同一かどうかを分析したり、容疑者の次の行動を予測したりするほか、事件事故が起きやすい時間帯と場所を確率で示すシステムの構築を目指す。
©一般社団法人共同通信社)
でも、実は・・・
神奈川県警の前に
京都府警とNECが共同開発した、
「予測型犯罪防御システム」が
2016年10月から運用されていたようです。
警察の捜査や防犯にビッグデータを活用する試みが動き出した。過去の捜査情報をもとに犯罪が起きやすい地域や時間を予測する。京都府警は昨秋、ひったくりなどを予測するシステムを導入。警視庁や福岡県警も研究を始めた。先行する海外では犯罪が減った地域もある。医療や防災に続く公共分野でのビッグデータ活用例として注目される。
「この路地でひったくりが発生しそうだ。お年寄りに声がけしよう」。昨年12月、京都市内の交番で警察官2人がノートパソコンをのぞき込み、街頭パトロールの作戦を立てていた。画面に映し出されたのは「予測型犯罪防御システム」だ。
ミハンシステム(未然犯罪予測システム)の予測が正しければ、
犯罪を未然に防ぐことができて 素晴らしいことだと思いますが、 システムの予測が100%とは言えないという点。 そして、 AIのデータ収集や利用が、 人権侵害に当たるのではという問題もあるようです。 |
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