『オーファン・ブラック～7つの遺伝子～』は、
カナダのケーブル局SPACEとBBCアメリカの合作により制作された
テレビドラマ『オーファン・ブラック暴走遺伝子』をリメイクしたものです。
北米では、
2013年3月30日から2013年6月1日にシーズン1(全10話)が放送され、
2017年に最終シーズン5が放送されてシリーズは終了しました。
日本では、
東海テレビが制作、フジテレビ系列で
2017年12月2日から毎週土曜夜に放送されています。
主演の知英が一人７役を演じるというのも
このドラマの見どころの一つです。
今回は、『オーファン・ブラック～7つの遺伝子～』のあらすじと
見逃し配信についてお届けします。
（出典：『オーファン・ブラック』公式サイト）
『オーファン・ブラック～7つの遺伝子～』のあらすじ
元孤児のシングルマザー・青山沙羅（知英）は、
仕事が重なり愛娘の萌絵の病気に気づかず、
肺炎一歩手前まで追いやってしまい、
養親の冴子（麻生祐未）に萌絵を奪わていた。
「いつまでそうやって生きるつもりなの？
あなたは人生をなめている」
冴子の言葉が耳に痛い。
自分だって普通の母親のように、
ずっと萌絵のそばにいてあげたい・・・
でも、
昼は工場、
夜はキャバクラで働いてやっとの生活。
お金さえあれば
一緒に暮らせるのに・・・
そう思っていた沙羅の前に
取り乱した様子の女性が現れた。
その女の顔を見て衝撃を受ける沙羅。
その顔は自分と瓜二つだった・・・
次の瞬間、女は電車に飛び込む。
突然のことに呆然となる沙羅。
辺りが騒然とする中、
ふと見ると、女の高級そうなカバンが・・・
「お金さえあれば・・・」
沙羅はカバンを手に取って、
逃げるように立ち去った。
女の家は神奈川の高級住宅街にあった。
名前は、椎名真緒子（知英）。
カバンのなかにあった鍵で中に入ると、
そこには沙羅が望んでも手に入れることが出来ないような
豊かな暮らしがあった。
同居する恋人もいるようだ。
「なんで死ぬかね？
こんな暮らししているのに・・・」
思わず呟く沙羅。
どんな事情があろうと
死ぬなんてバカな人間がすること、
死ぬくらいなら
たとえ汚いことに手を染めようとも
生きることを選ぶべきだ・・・
沙羅は真緒子の部屋に金目の物がないかを物色し、
750万円の預金があることに気づく。
沙羅は義弟の薫（西銘駿）に連絡を取り、
このお金をもらって萌絵と３人で逃げようと相談する。
薫は、危険だからやめようというが
「普通に働いていたら、萌絵は大人になっちゃう！」
と沙羅は聞かない。
真緒子の自殺がネットニュースに上がっていることに気づく沙羅。
自殺した女性は「身元不明」となっていた。
「・・・・・薫、
私、いいこと考えちゃった」
「この人、僕の姉です」
薫は警察署の霊安室にいた。
沙羅は自分が死んだことにし、
真緒子の財産を自分の物にしようとしていた。
沙羅は、真緒子になりすまして銀行に向かうが
そこで不意に強面の男に車に連れ込まれる。
何が何だかわからずに逃げようとする沙羅に
男が叫んだ。
「いい加減にしろ！椎名・・・」
男は名は、金城（岡田浩暉）。
真緒子の同僚で刑事だった。
刑事の振りなんて出来るわけがない。
作戦を中止しようと薫に電話する沙羅だったが、
その頃、薫はすでに沙羅の死亡届を受け取ってしまっていた。
真緒子の振りを続けざるを得なくなる沙羅。
とにかく、銀行で750万円を下ろすまで・・・
下ろしたらすぐに萌絵と薫と三人でこの町 から逃げ出す。
薫とそう約束する沙羅。
ところが、その晩。
海外出張に行っているはずの真緒子の婚約者・岩城槙雄（山崎育三郎）が
突然帰って来る。
「何か、いつもと違う……」槙雄が不審げに沙羅を見る。
追い詰められた沙羅は……！？
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